2007年1月12日金曜日

後輩の性癖

大学時代の後輩とぶらぶらドライブしていた時のことだ。
ちなみに私は免許を持っていないので(免許は車どころか、
原付も持っておらず、パスポート、保険証すら持っていない
私は自己の証明をする術がない)
運転は後輩である。

夕暮れに染まる都会のハイウェイを2人の10年来の共通の
趣味であるモーニング娘のヒットナンバーをBGMに走らせていると
「なんか風俗でも行きたい気分ですねー」と
モーニング娘が紡ぎだすビートに肩を揺らしながら後輩が言うので
「そーだなー」と私が答えると
「でも最近はもう大概の風俗は飽きちゃったんですよ」
「ほー、まあ、俺もそうだな」
と、後輩が飽きるほど風俗に行く金を持ってることに驚嘆しながらも
先輩としての威厳を保ちながら同意した。
(ちなみに私は風俗は年3回、指名なしである。)

「おしっことかいいですよね」
と突然の性癖発表に私は戸惑いながら
「え?おしっこ」
「エロビデオとかであるじゃないですかー」
「あー、あれはいいな、目の前で放尿してるとこ見たら興奮
 するだろーな」
「違いますよー、ボクがするんですよ」
「え?」
「ブリーフとか履いてる状態でお漏らしするとこを見られたいですねー、
 できれば、縛られている状態で、いいなー、興奮するなー」
「・・・そう」

その後、トリップ状態になった後輩を私は止めることができなかった。
ちなみに私が彼と知り合いになって10年、彼に彼女がいたことはない。

そんな男2人のドライブの話である。





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